作品ができるまで

人それぞれの「思い」をかたちに



制作過程紹介

元画像

元画像

依頼者様にご用意いただいた画像(写真)をパソコンに取り込み、下絵デザインを作成していきます。 


下絵デザイン

下絵デザイン

コンピューターグラフィックというとカッコよく聞こえますが、指にペンだこをこしらえながらデザインを書き起こしていく、とても地道な作業です。そういう意味ではハイテクというよりは手作りに近いものがあります。

この工程ではただ絵を描くのではなく、木材カット用の下絵であることがポイントになります。

例えば、線がクロスしていたとして、絵画であれば単なる線の重なりにすぎませんが、ウッドポートレートでは書いた線はすべてがカット線として認識されますので、線の重なりはデザイン上ありえません。

また、ウッドポートレートでは木肌の色と背景色の2色しか使えないという制限があり、絵画のような多色での表現ができません。

そこが下絵デザイン作りの難しいところですが、依頼者様それぞれの「思い」を汲み取り、その思いをかたちにできればと日々努めています。

   デザイン完了後に、フレーム3種類、背景色7色、全21パターンの額装したデザインイメージ画像をご提示させて頂きます。

ブラックフレーム(ブラックマット)

木目調ダークブラウンフレーム(ブラックマット)

木目調ナチュラルフレーム(ホワイトマット)


・木材を加工する前のデザインイメージ画像になります。実物作品の完成時とはデザインが異なる場合が御座います。

・実物作品との色味の違い、モニターの設定など視聴環境の違いによって見た目の印象が異なる場合があります。

上記の中からこちらのデザインを選んだと仮定します


木目調ダークブラウンフレーム:背景色イエローオーカー

木目調ダークブラウンフレーム:背景色イエローオーカー


デザインをレーザーカッター用のカットデータに変換する作業を行います。当然ですがデータに誤りがあれば正確なカットは行われません。

カットの準備ができましたら木材をカットする前に紙で試し切りをし、出来栄えを確認しながらデータを修正していきます。

木材のカットおよび名入れが完了したら、2種類のサンドペーパーで滑らかな表面に磨き上げていきます。

ウッドポートレート完成

正面

ウッドポートレート 正面
フレームサイズ(mm):よこ456 / たて369

斜め

ウッドポートレート 斜め

額装したら作品の完成です。木肌は滑らかで木目も綺麗です。また、斜めから見ると立体感を感じます。(前面アクリル板は取り外して撮影しています)


制作過程の流れ

元画像

元画像

下絵デザイン

下絵デザイン

デザインイメージ

デザインイメージ

ウッドポートレート

ウッドポートレート




ウッドポートレート

写真や画像をもとに、木の板を切り絵のように加工して作る「木製肖像画」。

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